nTopologyは資金調達ラウンドのシリーズDで6500万ドルを確保

  • 2021年11月18日
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nTopologyは資金調達ラウンドのシリーズDで6500万ドルを確保

この新しい資本金は、製品開発プロセスにおいて当社のソフトウェアが提供するエンジニアリングアプリケーションの種類を拡大し、当社のグローバルチームを拡大するために活用されます。

Alkaios Bournias Varotsis
November 18, 2021

当社はシリーズDで6,500万ドルの資金を確保し、これまでの資金調達額は総額1億3,500万ドルに達しました。今回の資金調達は、Tiger Globalが主導し、Oldslip Group、既存の投資家であるRoot VenturesCanaan PartnersDCVCHaystackInsight Partnersが参加したものです。

nTopology のお客様は、製品の最も重要な部品を設計するためにこのソフトウェアを使用しています。先進の製造業が製品の製造方法の境界を押し広げ続ける中、nTopology がエンジニアリング・ソフトウェアの新しいリーダーとして台頭してくることを期待しています。

John Curtius, Partner at Tiger Global Management

nTopology の拡大する機能と性能、そしてその恩恵を得られるよう、より多くの設計エンジニアに当社のソフトウェアが行き渡ることを楽しみにしています。この新しい資本は、当社のソフトウェアが可能にするエンジニアリング・アプリケーションの範囲の拡大、またグローバルな事業展開を強化し、チームを拡大するために使用します。

エンジニアリングの問題の解決

nTopologyのミッションは、航空宇宙、自動車、医療機器、コンシューマー業界のエンジニアや設計者に、次世代の設計ツールを提供することです。

「インプリシット・モデリング」「フィールド・ドリブン・デザイン」「ブロックシステム」という3つのコアテクノロジーをベースに、ソフトウェアを構築しています。これらのコアテクノロジーを組み合わせることで、既存のCADツールでは不可能だった複雑なエンジニアリングの問題を解決できるようになります。

私のキャリアの早い段階で、ほとんどのエンジニアリングソフトウェアとCADツールが革新的な設計を推進する上でのボトルネックになっていることに気づきました。私たちは、エンジニアの問題を解決することを目標として会社を設立し、エンジニアがアディティブ・マニュファクチャリング・プロセスの力を十分に活用することで、古いレガシーな設計ツールによって残されていたギャップを埋めることができるようにしました。

Bradley Rothenberg, founder & CEO of nTopology

当社の2021年の軌跡

nTopologyは 1 年足らずで、収益と顧客ベースを 2 倍に拡大しました。現在、当社のソフトウェアは、FordLockheed MartinHoneywellEmersonWilsonなどの業界リーダーを含む300社以上のエンジニアに使用されています。ここでは、2021年の製品ハイライトをご紹介します。

GPUアクセラレーションを搭載したnTopology 3.0

4月にnTopology 3.0を発表しました。このメジャーリリースではGPUアクセラレーションを導入し、非常に複雑なストラクチャの描写時間を数分から数秒に短縮しました。

百聞は一見にしかず。この新機能を動画でご紹介しましょう。

FDM Fixtures Generator

3DプリンターメーカーのStratasys社と共同で、工場現場での3Dプリンター導入を効率化する複数の自動設計ツールを開発しました。

FDM Fixture Generatorは、シンプルな治具やフィクスチャに必要な設計作業の90%を自動化するツールです。Masking Fixture Moduleは、手作業によるマスキング技術を不要にします。

FDM Fixtures Generatorは、工場現場向けの設計自動化ツールです。

エンタープライズPLMとの統合

先頃、nTopologyとエンタープライズ PLMシステムとの統合を合理化する、PLMコネクタをリリースしました。この新しい統合により、企業のお客様は、製品開発ソフトウェアスタックを強力なジェネレーティブデザイン機能で補強するための明確なロードマップを得ることができます。

nTopologyは、nTopology PLM Connectorを通じてPLMシステムと統合されるようになりました。

チームはまだまだ拡大中

昨年、私たちはチームメンバーの総数を40%以上増加させました。しかし、私たちの野心的な目標を達成するためには、2021年以降も新しい才能をチームに迎え入れていくでしょう。